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ノグチ(noguchi)
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 環境共生施設研究所は、一級建築士事務所です。旧A&E計画設計事務所を改名し、建築からまちづくりまで手がける事務所になりました。色々な方と職能の方々と語り、交流を持ち、講演会、研修会、異業種交流会「四季の会」も主催しています。
 環境共生施設研究所は、環境:人と自然、健常者とハッディを持つ弱者、高齢者も子供も、共生できる社会を目指す家づくり、まちづくりを目指し提案す。得意な分野を持つ建築士集団であり、他の業種のネットワークもあります。生活、暮らしを支える人材の宝庫です。何か、不明の時はご相談下さい。
 この熊本ブログ「おてもやん」では、建築、環境、まちづくり、持続可能な社会に関する情報や出来事を日記として書いて行きます。ご笑覧いただけば幸いです。よろしくお願い致します。
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2008年07月23日

ヒラルディ邸(設計 ルイス・バラガン)~メキシコ~

ヒラルディ邸(設計 ルイス・バラガン)~メキシコ~

ヒラルディ邸(設計 ルイス・バラガン)~メキシコ~

メキシコシティは、標高2200mの大地に生まれたラテンアメリカの最大の都市です。2000万人の人口が生み出すものは、今や名物となってしまった渋滞とスモッグ。その喧騒を逃れ、郊外の町へ向かいます。タクバヤという地区に、1人の天才建築家が作った住宅があるのです。ピンク色の外観が、メキシコの青い空に映えていました。35年前に建てられたこの家が、今日の作品です。施主の名を取って「ヒラルディ邸」と呼ばれています。作者は、ルイス・バラガン。静かなる革命家と呼ばれた天才建築家。

ピンクの鮮やかな色以外は、特に目立った所の無い外観です。重い木製の扉を押して中へ入ってみましょう。吹き抜けの玄関ホールを抜け、その先に歩み進めると、息を呑む光景が訪問者を出迎えます。光の洗礼です。壁のスリットに嵌め込まれた黄色いガラスが創り出す光が白い壁と天井を染め上げています。光のトンネルの先には、青い壁。果して、この先に何が待っているのか。その期待感が、バラガンという建築家の仕掛けた『喜び』です。現れたのは、海のような空間。プール付きのダイニングルームです。

ヒラルディ邸(設計 ルイス・バラガン)~メキシコ~
           中庭風景

ヒラルディ邸(設計 ルイス・バラガン)~メキシコ~
           内部風景



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Posted by ノグチ(noguchi) at 00:10│Comments(0)世界の建築家シリーズ
 
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