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ノグチ(noguchi)
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 環境共生施設研究所は、一級建築士事務所です。旧A&E計画設計事務所を改名し、建築からまちづくりまで手がける事務所になりました。色々な方と職能の方々と語り、交流を持ち、講演会、研修会、異業種交流会「四季の会」も主催しています。
 環境共生施設研究所は、環境:人と自然、健常者とハッディを持つ弱者、高齢者も子供も、共生できる社会を目指す家づくり、まちづくりを目指し提案す。得意な分野を持つ建築士集団であり、他の業種のネットワークもあります。生活、暮らしを支える人材の宝庫です。何か、不明の時はご相談下さい。
 この熊本ブログ「おてもやん」では、建築、環境、まちづくり、持続可能な社会に関する情報や出来事を日記として書いて行きます。ご笑覧いただけば幸いです。よろしくお願い致します。
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2019年06月11日

異業種交流会「夏の会」2019.07.19

異業種交流会「夏の会」・ご案内

持続可能な社会のための食育 〜 九大「自炊塾」からのメッセージ〜

異業種交流会「四季の会」も第70回、22年目になりました。今回は、初めて食についで、それも学生の弁当づくり、実践から生きる力について考えるセミナーを開催します。
講師は、九州大学持続可能な社会のための決断科学センターの比良松 道一氏(Michikazu Hiramatsu)です。農学部系の先生が、自炊・弁当の勧めから、「食」について語られます。
私が、比良松先生が紹介された話の中で一番印象に残っているのは、乳がんを患った母が、4歳の娘に味噌汁の作り方を教える話、そのおかあは、娘さんが小学生と時になくなります。なんとその娘さんが講師になり、味噌汁作りの教室をされているそうです。
比良松先生の「生きる力」を学ぶ自炊塾も関心のあるところです。学生たちにも、小さな子どもさんのいるお母さん、お父さんにも聞いてほしい内容です。興味ある方は、ぜひご参加ください。


日時 2019年7月19日19時〜
場所 熊本市国際交流会館5階第2会議室
講師 比良松道一(九州大学持続可能な社会のための決断科学センター)
演題 持続可能な社会のための食育 〜 九大「自炊塾」からのメッセージ〜
参加費 4000円(セミナー+交流会)
定員 25人程度
主催 環境共生施設研究所(理事長 野口修一)
問合せ 09036667682
申し込みは、氏名、所属、連絡先、を明記して、下記のメールアドレスまでお願いいたします。料理の関係があるので、7月17日17時までにお申し込みください。
申し込みアドレス
noguchi.shuichi.uto.kumamoto@gmail.com

*セミナーのみの参加の方は、お問い合わせください。対応いたします。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 18:08Comments(0)研修会、異業種交流会、他

2019年01月31日

2019異業種交流会「春の会」4/19開催決定<LGBTと社会包摂>

異業種交流会「春の会」4/19開催決定

第69回異業種交流会『四季の会』の春の集い(セミナー+交流会)を久しぶりに開催いたします。

「(仮)LGBTだけじゃない。、多様な性を知る」
〜LGBTの当事者が語る〜

異業種交流会『四季の会』も22年目に入りました。今年の最初のセミナーは、最近、新聞紙面によく載っている「LGBT(性的マイノリティ)」の当事者が、生きづらい経験や、氾濫するLGBT関連言葉や意味、法律について語り、交流会も開催いたします。共生社会構築には、知り理解し、共に生きやすい地域社会を構築することが必要です。たくさんの参加をお待ちしています。

日時 2019年4月19日19時〜
場所 国際交流会館5階第2会議室
参加費 4000円
参加定員 25人
主催 環境共生施設研究所
問合せ先 09036667682
申し込みには、氏名、所属、連絡先(電話、メール)を明記して、4月16日までに申し込みください。

*3月上旬に、イベントページを開設しますので、それをご確認の上、参加申し込みください。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 22:06Comments(0)研修会、異業種交流会、他

2014年04月02日

<認定は県か国か>水俣病を思い詠まれた天皇皇后両陛下の歌3首に感銘。

<認定は県か国か>水俣病を思い詠まれた天皇皇后両陛下の歌3首に感銘。

おはようございます。約3週間ぶりに早朝ウォーキングを再開しました。気候も良くなり、夜明けが早くなったなと思います。

今朝の朝刊に、昨年開催された「全国豊かな海づくり大会」で、天皇皇后両陛下が詠まれた歌碑が建立された。その3つの歌は、水俣病に苦しむ患者へいたわりの心が滲み出るものでした。

「慰霊碑の先に広がる水俣の海青くして静かなりけり」
「あまたなる人の患いのもととなりし海にむかいて魚放ちけり」
「患いの元知れずして病みをりし人らの苦しみいかばかりなりし」

一昨日も、水俣病の判決が出て、患者に認められた人、認定を受けれなかった人、まだまだ揺れ動く水俣病認定の難しさがあるように思います。その状況を鑑み、両陛下は苦しむ患者のみなさんへ思いを伝えたかったのかもしれません。

蒲島知事は、水俣病認定の判定業務を国へ返そうと訴えているが、国の返事はまだ出ていない。昭和の公害は、平成26年になっても解決の目処が立っていない。豊かな海から発生した水俣病、苦しむ患者の方々へ、安息の日が来るのはいつのことだろうか。

*熊日朝刊の「読者の広場」に投稿された文中から両陛下の歌を引用しました。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:05Comments(0)公害・環境問題

2014年02月05日

【2/13異業種交流会「冬の会」】木内孝氏のメッセージ「最も大切なことが抜けている日本」

【2/13異業種交流会「冬の会」】木内孝氏のメッセージ「最も大切なことが抜けている日本」

おはようございます。今朝は、日本中が冷え込んでいます。札幌雪まつりも始まりました。冬本番、各地で冬の祭が開催歳されています。

さて、今朝は来週13日夜に開催する異業種交流会「冬の会」のことを少し紹介します。来週の講師、木内孝さんから送られて来た最近の雑誌の文から、

(以下、抜粋)

「サステナビリティ・ウォッチ16」

人に紹介さる時に、なんと言われたら最も嬉しいか。
考えたことがおありですか。私が耳にした最高の賛辞は、「この方ほど人間愛に溢れた方は居られないと思います」という短いご紹介です。(中略)


第1に日本人。1億2千万を超える人数は少し多過ぎると思いますが、我々日本人はどこへ行っても他の国々の方々に引けを取ることはありません。

第2は自然。日本の自然は素晴らしいと申して異議を唱える人が、世界にどれくらいおられるでしょうか。

第3は歴史。年が明けて今年は紀元2675年、色々ご意見をお持ちの方々がおられますが、神武天皇以来、長い年月がつづられている珍しい国です。

第4は食べ物。今や日本食は世界中、どこへ行っても好評、嬉しいじゃありませんか。

第5に技術・技能、モノづくり。極めて精巧、精密、複雑怪奇な技術で裏打ちしながら、創意、工夫を重ねながら慎重にモノづくりを続けています。
(以上、木内孝メッセージ「最も大切なことぬけている日本」から)


1ページの文章「写真」の後半に、次の言葉があります。

「我々の世界が資源を使い過ぎた結果、後に続く世代がそれより低い生活水準を受け入れざるを得なくなる恐れはないか」

日本は、平成不況といいなが、経済大国の生活水準は、常に向上してきたように思います。資源のない国にあるものは、人間。我々の日本には、歴史上積み重ねて来た歴史で、モノづくりの技術、経済システムを創造してきました。まだまだ、新たな発想・技能・技術は、生み出され続けています。

万能細胞は、日本が最先端を走っています。これこそ人間そのものではないでしょうか。その研究者の発憤素は、「病にある人を救いたい」という思いです。

木内氏のラストメッセージは、最近は『愛』という言葉をよく耳にします。

「これからは、人間愛に貫かれた“足るを知る”と“利他主義”を考え、日本の国づくり、地域づくりに邁進しようではありませんか」

1935 年生まれの「心は青春」の木内孝氏と、膝を付き合わせて語ろうではありませんか。今春4月に来熊する、再生可能エネルギーの研修者の逸見次郎博士の提唱「車座談議会」の最適人数が15名。平日でもあり、来週の参加予定者はちょうど15名になりそうです。

2月13日19時から、熱く語り、晩餐楽しむ3時間、異業種交流会「冬の会」に参加してみませんか。熊本から、九州、日本、世界について考える機会になればと思っています。今回、木内孝氏の要望で、参加者を20名に絞りました。まだ参加は、数名は可能ですので、ぜひ日程を調整いただき、ご参加いただければ幸いです。



日 時 2014年2月13日19時〜
場 所 熊本市国際交流会館4階・第1会議室
講 師 木内孝氏(株式会社いースクエア代表取締役会長)
演 題 「最も大切なことが抜けている日本」
参加費 5000円(講演+討論会+懇親会)
参加人数 20名(満席になり次第申し込み終了)

主 催 環境共生施設研究所 理事長 野口修一
問合せ先 熊本市中央区帯山8丁目7-3 B-1
野口携帯 09036667682 Fax 0963810384
Eメール : noguchi-shuichi@i.softbank.jp(野口)

申し込み方法、氏名、所属、連絡先(tel,eメール、等)を明記し、2月10日まで上記のメールアドレスに、お申し込みください。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 09:21Comments(0)研修会、異業種交流会、他

2013年12月07日

ソチ冬季五輪、サッカーWC、スポーツと国民総運動の振興

ソチ冬季五輪、サッカーWC、スポーツと国民総運動の振興

おはようございます。今朝は、ウォーキングはおやすみです。ブラジルは抽選会場に10億円?をかけたそうだが、日本のグループは、予想以上にバランスの取れた構成になった。みな強豪ではあるが、4大陸の代表が2枠にしのぎを削る。ザック・ジャパンに期待したい。

~サッカーWC組み合わせ決定~
【グループC】
コロンビア(南米)
ギリシャ(ヨーロッパ)
コートジボワール(アフリカ)
日本 (アジア)

・フィギュアスケート
福岡で開催された、フィギュアスケートのグランプリファイナルで、日本の羽生選手が、カナダのパトリック・チャンを抑え優勝を飾った。今日の女子でも、浅田真央選手がに優勝の期待がかかる。

スポーツ観戦は、長くて2時間半。野球とかで3時間を超えることもあるが、ワクワクする感覚は、自分を高揚させる感覚を持てる。まして、世界一を決めるとなると、さらに応援にも熱が入る。いつか自分の関わった選手が、檜舞台に立つとなるとまた違ったものになると思います。

福岡のグランプリファイナルの開催会場は超満員、日本のフィギュアスケート熱は他国を大きく引き離していると感じます。2020年の東京オリンピック開催決定もあり、さらにスポーツ熱が上がって行くように思います。

・スポーツ振興で医療・介護費用を抑制
話は変わるが、高齢者の増加もあり、医療・介護保険が右肩上がりで増え続けている。何処かの首長が「一生元気で、ポックリ逝く。ピンピン、ころりが望ましい」、これは誰しも望む人生のパターンと思いますが、我が家の両親のように、週末は運動せず、認知症も出てきて、施設にお世話になることが、多いように思います。家での介護の増えています。

2020年東京オリンピックを契機に、国民総スポーツで、筋力を保ち、老後もスポーツを楽しみ、終末まで健康を維持しつつ、ころりと逝くような生活を送る政策を実施できるといいなと思います。

ブラジルのスポーツ施設づくりが高額に上り、国民の反感が募っている(仮設の抽選会場に10億円?)。日本もオリンピックへ向け多くの投資がなされると思いますが、並行して中高年のスポーツを振興し、高齢者の運動を奨励し、将来の医療・介護の保険料の上昇を抑制することも、オリンピック準備中に力を入れて欲しい。

言葉は悪いが「ピンピン、ころり」、終末期まで、外部に人と接し、運動を楽しみ、地域の役も務め、趣味程度の仕事を歳を取っても続けられるような晩年を、国あげて勧めると、明るい熟年が増えるように思います。みなさんのご意見をお聞きしたいです。

今日の午後は、隣保の若者の結婚式です。身近な方々と祝宴を楽しみたいと思います。ただ、挨拶を頼まれているのが悩みですが、それも何かの縁と思い楽しんで来ます。   


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:49Comments(0)意見・異見

2013年11月01日

熊本県動揺、水俣病不服審査結果「水俣病認定相当」。天皇陛下の言葉の重み。

熊本県動揺、水俣病不服審査結果「水俣病認定相当」。天皇陛下の言葉の重み。

おはようございます。今朝は、早朝から建築の改装プランづくりに時間を費やして、やっと概算用のスケッチができた。午後の打ち合わせにどうにか間に合いようです。

さて、今朝の熊本日日新聞の最大の記事は、水俣病認定申請をした水俣市在住(山間部出身)を、熊本県は2度棄却していたが、今回の不服審査会の裁決は、「認定相当」となった。

これまで、熊本県は国の「複数の症状」を基準にして、多くに申請患者を認定してこなかった経緯がある。それが、生活状況と、一つの症状で今回の裁決になり、熊本県は今後の認定申請基準を見直すことになるのでは、新聞記者は分析している。

この裁決は、熊本県の審査のやり直しでなく、「認定相当」とした。この裁決の意味は、

行政不服審査会法43条は「処分庁(熊本県)は裁決の趣旨に従わなければならない」

とあった。また、これがわかった熊本県の水俣病担当は、県議会の視察の同行を途中で切り上げ、帰庁するなど対応に追われていると。

同じ紙面に、全国海づくり大会に参列するために、来熊された天皇皇后両陛下の水俣視察での出来事を紹介している。その中で、陛下が、

「患者が出た範囲はどの辺りですか」
「山間部にも患者はいるのですか」

実は、今回の不服審査会で「認定相当」の裁決が出たのは、山間部の出身だった。天皇陛下の質問の視点がすごいと思います。また、水俣病の語り部から話を聞かれて、

「真実に生きることができる社会にみんなでつくっていきたい」

と語られたそうです。水俣訪問後も、宮内庁の担当は陛下に、水俣病に絡むいろいろな情報をお伝えしていることを、記者会見で明らかにした。さらに、お忍びで、胎児性水俣病患者と懇談もされていて、両陛下の水俣病問題に対する関心の高さは明らかになった。

両陛下は、熊本滞在中に度々同行した熊本県の蒲島郁夫知事と語る中で、蒲島知事の2期目のスローガン「県民の総幸福量の最大化」にたいし、「幸福量とはなんですか」「どのようにして量るのですか」とただされたそうです。

このことから、今回の裁決は、両陛下言葉、宮内庁の記者会見等から、県幹部の感想は「(知事は)相当重く受け止めているはずだ」と推測している。

知事は、両陛下を見送った後の会見で、停滞している最高裁判決への対応に「スピード感をもって臨む」と語ったもあった。水俣病の公式認定から半世紀が過ぎたというのに、まだまだ認定申請の裁判、不服審査申し立てが続く現状、足尾鉱毒事件等の公害経験をしてきた日本の行政、変わらぬスピード感のなさに、息が詰まる思いを持つ。

両陛下の水俣病の解決への思いを、熊本県、国はどう受け止めるのか。今後の対応に関心を持ち続けたいし、日本人、特に熊本県民は両陛下の思いを実現できるように努力することが求められるように思います。

✳︎以上、熊本日日新聞11月1日朝刊35面記事を引用  


Posted by ノグチ(noguchi) at 10:32Comments(0)意見・異見公害・環境問題

2013年10月31日

異業種交流会「秋の会(望年会)」のご案内

お知らせです。私が主催する異業種交流会のご案内です。

異業種交流会「秋の会(望年会)」のご案内

秋本番、紅葉の話題が北から南下していますが、いかがお過ごしでしょうか。異業種交流会「四季の会」も回を重ねて第54回になりました。

今回の「秋の会」では、国産中華料理「ラーメン(拉麵)」を主にした熊本の食品販売店「味千ラーメン」が、 中華料理の本場中国で店舗拡大(800店舗へ)を続けていて、国内店をはるかに超える成長を続けている熊本企業です。その広報部長の重光悦枝さんが講師です。最近は、アメリカ、ヨーロッパにも店舗ができ、アジア戦略から、世界へネットワークが広がっている。

第54回異業種交流会は、11月29日19時~、熊本市の全日空ホテルニュースカイで開催します。

今回は、グローバル化の進む九州から、東アジア戦略を考えるヒントになる話がたくさん聞けると思います。関心のある方は、ぜひ日程に加えていただければ幸いです。知人友人、特に今回は女性講師ですので、女性で起業家を目指す人に参加して欲しいと思っています。たくさんの参加をお待ちしています。


日 時 2013年11月29日19時〜(開場18時30分)
会 場 全日空ホテルニュースカイ24階
(熊本市中央区東阿彌陀寺町2 Tel. 09635421111)
講 師 重光悦枝(株式会社重光産業広報部長)
演 題 「熊本から世界へ〜味千拉麵の挑戦〜」
参加費 5000円
(講演60分、参加者紹介15分、交流会90分)

主 催 環境共生施設研究所 理事長 野口修一
問合せ先 熊本市中央区帯山8丁目3-7 リブズ菊池 B1
☎︎ 0963810283 FAX 0963810384
Eメール:noguchi-shuichi@i.softbank.jp
担当:野口修一(09036667682)

参加申し込みは、氏名、所属、連絡先(電話とメール)を明記の上、Eメールで11月25日までに申し込みお願いします。料理の準備があるので、2日前に参加確認のご連絡を差し上げます。よろしくお願いします。

ご紹介
当日、宮崎県、長崎県、福岡県からの参加もあります。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 09:45Comments(0)研修会、異業種交流会、他

2013年10月19日

異業種交流会「秋の会(望年会)」のご案内

異業種交流会「秋の会(望年会)」のご案内

秋本番、紅葉の話題が北から南下していますが、いかがお過ごしでしょうか。異業種交流会「四季の会」も回を重ねて第54回になりました。

今回の「秋の会」では、国産中華料理「ラーメン(拉麵)」を主にした熊本の食品販売店「味千ラーメン」が、 中華料理の本場中国で店舗拡大(800店舗へ)を続けていて、国内店をはるかに超える成長を続けている熊本企業です。その広報部長の重光悦枝さんが講師です。最近は、アメリカ、ヨーロッパにも店舗ができ、アジア戦略から、世界へネットワークが広がっている。

第54回異業種交流会は、11月29日19時~、熊本市の全日空ホテルニュースカイで開催します。講師の重光悦枝さんに加え、ゲストに北米で20年のビジネス経験を持つ、イースクエアー株式会社の代表取締役会長の木内孝氏も冒頭の挨拶をされます。

今回は、グローバル化の進む九州から、東アジア戦略を考えるヒントになる話がたくさん聞けると思います。関心のある方は、ぜひ日程に加えていただければ幸いです。知人友人、特に今回は女性講師ですので、女性で起業家を目指す人に参加して欲しいと思っています。たくさんの参加をお待ちしています。


日 時 2013年11月29日19時~(開場18時30分)
会 場 全日空ホテルニュースカイ24階
(熊本市中央区東阿彌陀寺町2 Tel. 09635421111)
講 師 重光悦枝さん(株式会社重光産業広報部長)
演 題 「熊本から世界へ~味千拉麵の挑戦~」
参加費 5000円
(講演60分、参加者紹介15分、交流会90分)

主 催 環境共生施設研究所 理事長 野口修一
問合せ先 熊本市中央区帯山8丁目3-7 リブズ菊池 B1
︎ 0963810283 FAX 0963810384
Eメール:noguchi-shuichi@i.softbank.jp
担当:野口修一(09036667682)

参加申し込みは、氏名、所属、連絡先(電話とメール)を明記の上、Eメールで11月25日までに申し込みお願いします。料理の準備があるので、2日前に参加確認のご連絡を差し上げます。よろしくお願いします。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 05:06Comments(0)研修会、異業種交流会、他

2013年09月17日

アフリカ訪問報告会、「台所から見たアフリカ」講師:アリ義子さん

アフリカ訪問報告会、「台所から見たアフリカ」講師:アリ義子さん

国際事情研修会のご案内です。

今回は、アフリカ事情について、宇城市で英語教師をだれている、アリ義子さんが、今年の夏休みを使いアフリカを訪問されました。私の男女共同参画活動をする仲間も姉妹で、生活的な視点から、アフリカ事情を語られます。関心のある方は、ぜひご参加ください。参加は無料です。

日時 2013年9月28日10時〜
場所 宇土市民会館2階・第2会議室
(電話 0964220188)
講師 アリ義子さん(英語教師)
演題 「台所から見たアフリカ」
参加費 無料
主催 熊本県つばさの会・宇城支部(支部長:野口修一)
問い合わせ先 Noguchi-shuichi@i.softbank.jp

21世紀は、アフリカの時代と言われています。産業、経済、地下資源の話題も注目ですが、実際の生活者の声はどんなものか、現地に生活に入り様々な体験をしてこられた方から、直接お話を聞くことは大きな意味を持つと考えています。たくさんの写真を見ながら、アフリカについて学び語りませんか。

参加されるかたは、私(野口)まで、ご連絡ください。会員以外でも、参加大歓迎です。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 13:26Comments(0)研修会、異業種交流会、他

2013年08月02日

マン島TTゼロ、電動バイクの最高峰を目指す闘い!

マン島TTゼロ、電動バイクの最高峰を目指す闘い!

NHK-BSで、電動バイクレースが紹介されていた。

エンジン音の無いバイクレース、ゼロエミッションを目指す取り組みだが、世界一になったアメリカ製電動バイクの性能は、マン島TTコースで最高速度210km/h、平均155km/hを出した。音のないバイクレース、次は電気自動車のF1レースが始まるのも、そう遠くない時期が来たと思いました。トヨタは、ルマンにハイブリッド車挑戦する。

ハイブリッド車が売れている。電気自動車の認知度も上がって、日産のリーフ見慣れた風景になった。ならば、次はバイクとなるが、何社か電動バイクを発売しているようだが、性能がにんちされていない。

私の主治医だった故橋口英夫医師は、40年以上前の電動スクーターで往診をされていた。早い時期に、太陽光発電設備を設置し、電動スクーターの充電に使われていました。そして、街へ飲みに行くときは、自転車だった。ゼロエミッションの先駆者と思います。ホタルの再生にも取り組まれていました。

最初のマン島TTレースで、試験的電動バイクレースを発表した時、ガソリンエンジンのバイク派は、大いにバカにした。確かに、最初のレースは幼稚なものだったが、翌年、更に進むと、その進化は凄まじいものになった。その先頭を走るのは、アメリカチーム。かつて鉄の馬として、世界バイクを送り出した国は、日本やヨーロッパに置き去りにされた。

「アメリカに誇りを!」の志し持つリーダーのMotoczyszが登場し、TTゼロの電動バイクレースを一気に盛り上げた。

>優勝したMotoczyszはコースの平均時速100mphを初めて達成し、マン島からの賞金も手にしました。(略)

かつて、ホンダの創業者・本田総一郎は、自らドライバーになり、マン島TTレースに挑戦した。そこが、ホンダが世界へ乗り出す起点になった。現在の電動バイクレースのモーターの多くを供給するメーカーはインドにあります。一人の技術者のアイデアが、世界を席巻しています。日本の技術者もチャレンジしてます。かつて本田総一郎のように、世界を視野に入れて、夢を追う若者が日本で育って欲しいと願います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 15:26Comments(0)環境成長経済

2013年07月13日

世論調査と若者の政治的感心の差をどう見るか?

世論調査と若者の政治的感心の差をどう見るか?

参院選 ツィッター分析から、
ダントツ、「原発」の論争がトップ。
その1/4程度が、経済、外交、TPP等と続く。

しかし、世論調査では、トップは「経済」となっている。
世論調査は、全国にランダムに電話をかけても、有線の電話に出る人は、年配者となることは想像がつく。以前から、本当に世論調査は、世の政治的要求を反映しているか、疑問を持っていた。

今回のツィーターの論議と世論調査との違い。世論調査を優先に国政を語るのが本当は大事うぶか? 次世代の意志を汲み取ることを考えると、ネット上の若い意志を重要視することが必要な気がする。

初めてのネット選挙だが、ツイッター、Facebook等の話題にも注目して、政党、候補者は訴えないと、若者にはマイナスのイメージを売り込むことにつながることにもなる。

参院選ツィーターの56万件を超える「原発」に対する発言、多くが再稼働反対の意見が多いと思いますが、それでも政府は再稼働、原発輸出を推し進めるのか、逆手に取れば、原発論議に熱心な候補は、若者から注目されているということになる。

今日から3連休、選挙戦も終盤に差し掛かって来た。参院選ツィーターのデータ量をどう見るか、ネット選挙解禁で、選挙に関心の高まった若者世代。候補者のネット発言も、これからの支持に、大きく影響をする可能性がある。


今日は、午前中が「宇土親子論語教室」、午後は家の仕事をして、夜は久しぶりに兄妹、家族が集まるので、外で食事でもしようかと思っています。

みなさんの3連休はいかがでしょうか。良き休日であることを願っています。今朝は、ウォーキングはお休みで、山林の下草刈りを早く始めて、親子論語教室に行こうと思います。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 05:50Comments(0)情報

2013年06月12日

原発避難の双葉町が4回目の引っ越しで、新築の仮庁舎へ。

原発避難の双葉町が4回目の引っ越しで、新築の仮庁舎へ。

全町民が、福島第一原発事故から避難生活が続いている。住民の生活を支える役場は、今回で4回目の引っ越しをした。場所は、福島県いわき市の新築の仮庁舎に移った。

これまでの仮庁舎は、埼玉県加須市の旧県立騎西高校だった。これまで、役場機能は、福島県川俣町、次がさいたま市のさいたまスーパーアリーナと引っ越しをして、やっと新築の仮庁舎に落ち着いた。

しかし、旧県立騎西高校には、10人の職員が残り埼玉支所として、また郡山市にも支所を残している。いかに、広い地域に分散して、避難生活が続いているかを物語っている。さぞかし、大変だろうし、不便なことと思います。

でも双葉町役場の職員は、新たな庁舎で、気持も新たにして、分散する町民の生活を支えてほしいと願います。

三宅島が、最近また噴火の予兆を見せているが、前回の大噴火は10年を越える避難生活が続いた。噴火が収まり、多くは帰島したが、避難生活のまま居つく家族も多かったと聞きます。

放射能汚染は、目に見えない環境汚染、病状が出るのは数年、数十年の時間を経て、身体に現れると言われている。30万人近い避難生活者の中で、最後まで帰れない町村は、いくつあるのだろうと思うと、胸が締め付けられる思いがします。

今朝のブログで、水俣病感謝救済の動きは鈍く、ついに不知火患者会は、国を訴えることを紹介しました。

政治は、弱者に寄り添うのが本来の姿ではないのか?

福島第一原発事故後の避難生活者を報道で見ると、足尾銅山鉱毒事件で、企業と行政の権力行使がなされ、3つの村を廃村に追い込んだ。最後まで無抵抗の闘争を続けた、谷中村の12家族だったが、最後は生きる権利まで奪われた。

双葉町の町民は、東京電力が国と共同で開発した福島原発が安全対策を怠り、数千人、数万人の原発事故難民を作った。私たち国民は、この現状から目を反らさず、避難生活をされている方々の苦労に、関心を持ち続けることが必要と思います。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 08:27Comments(0)公害・環境問題

2013年06月11日

TPP交渉、グローバル企業と庶民生活、国政の選択に疑問を持つ

TPP交渉、巨大グローバル企業と庶民生活、国政の選択に疑問を持つ

9日に熊本で、県有機農業研究会が主催したTPP問題を考える研修会が開催された。

新聞記者の報告によると、先月末に放映した映画「モンサントの不自然な食べ物」で見た、遺伝子組み換え作物を取り扱う、米国のグローバル企業「モンサント社」が話題になっていた。

東京の料理研究家の安田美絵さんは、「TPP は一部のグローバル企業の利益のための協定。私たちの暮らしはよくならない」と語ったと。

また、「モンサント社は米政権との結び付きが強い。日本で一部表示されている遺伝子組み換え表示を『非関税障壁』として撤廃させる狙いがある。TPP 交渉は、国会承認が必要なので、まだまだ阻止するチャンスは有る」と語っている。

「モンサントの不自然な食べ物」の映画は、今後日本各地で放映会が開催されるはずですので、関心のある方は、是非とも見てほしいと思います。

ホントかウソか、別の記事には、米国の意見公募では、業界団体などからの提言に「TPP 日本にも利益」とあった。どう考えても、食物に関しては、日本には何も取るところが無いように思います。

米国のグローバル企業が、日本の農業、保険業界の解体を目指しているのでは?と、日本側から見ると思えて、そら恐ろしくなって来ます。輸出増加で潤うのは、日本のグローバル企業だけではないかと、こちらも大企業が政界とつながり、動いているようにも思えてきます。

巨大グローバル企業が動かすTPP交渉の行方は、地方の庶民生活は悪くはなるが、良くなるかとは何があるか。国民的な議論が必要なように思います。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 07:13Comments(0)意見・異見

2013年06月09日

〈講演会〉日本三大公害「足尾、水俣、福島」から見えてくるもの

〈講演会〉日本三大公害「足尾、水俣、福島」から見えてくるもの

田中正造没後100年記念講演会「田中正造と現在 足尾銅山鉱毒事件・チッソ水俣病事件・福島原発爆発事件から見えてくるもの」
講師:小松裕氏(熊本大学文学部教授)

昨日、熊本大学文学部部長に就任された小松裕教授を祝う集いに参加した。集まったのは、小松教授が会長を努める熊本郷土史研究会、熊本女性史研究会、そして私も参加する田中正造研究会の有志たちです。

熊本郷土史研究会は、1960年から活動する市民郷土史家の集まり、5年毎に熊本歴史を調査してまとめた本も出版し続ける半世紀続く研究会です。その5代目会長を努める小松教授は、東北出身で早稲田大学で学び、熊本大学に縁あって来られ、私は田中正造研究会のご縁で13年ほど前からお付き合いをさせていただいています。

ー足尾銅山鉱毒事件ー
さて、田中正造は、明治の政治家だが、国会議員として、足尾銅山鉱毒事件の解決に尽力するが、政府の進める殖産振興の後押しを受け、古河市兵衛の鉱山事業を野放し状態で開発させた。

とうとう田中正造は、死を覚悟して天皇直訴を試みるが失敗に終わった。だが、このことが世に知られ、様々な事件解決の応援者が出てくる。その中に、熊本出身の女性社会活動家の矢嶋梶子が率いる活動グループも現地に入り、運動したことを知った。


前置きが長くなりましたが、小松教授は足尾銅山鉱毒事件、チッソ水俣病事件の検証の経験から、一昨年起こった福島第一原発爆発事件を社会学的な視点も加え、福島原発爆発事件についての本も出されました。

日本の明治の公害事件の研究者として、昭和の公害事件のチッソ水俣病事件の現在の患者の救済に対する国・県の対応(救済、裁判、等)、更に福島原発爆発後の東京電力、政府の対応について、研究者として解説されます。

東北・関東から熊本に避難されている方々の苦労を考えると、東電や国の対応が満足にないことは、明白と思います。

政管癒着が引き起こした明治、昭和、平成の公害事件を考える機会になると思います。関心のある方は、是非とも講演を聞いてほしいと思います。沢山の方々に、聞いてほしいです。当日参加大歓迎です。会場に足をお運びください。待っています。

        記
日時  2013年6月22日14時~
講師  小松裕氏(熊本大学文学部教授)
テーマ 「田中正造と現在 足尾銅山鉱毒事件・チッソ水俣病事件・福島原発爆発事件から見えてくるもの」
会場  ウェルパルくまもと(熊本市中央区大江)
参加費 500円(資料代、等)

主催 田中正造研究会
事務局(山野さん)0968626065

ネットでの問い合わせ、参加申し込みは、私(野口)までお願いいたします。noguchi-shuichi@i.softbank.jpまで。

  


Posted by ノグチ(noguchi) at 10:44Comments(0)公害・環境問題

2013年05月31日

フードマイレージの情報開示と単一作物大量生産の問題点の公表

フードマイレージの情報開示と単一作物大量生産の問題点の公表必要。

おはようございます。昨夜参加した遺伝子組み変えの問題を提起する映画『モンサントの不自然な食べ物』 は、言葉を失うほど、強烈なもの­でした。フランスで、150万人­が鑑賞した、農業商社の企業犯罪­の実態、グローバル化の問題、政­治家との癒着、御用学者の実態、­等々。知らされない、農業商社の­実態に、背筋が寒くなる思いにな­りました。

ビオトープ意識の欠落が、安価な­食べ物に飛びつく結果になってい­るように感じます。身土不二、地­産池消、のかつて日本に当たり前­だった食物利用は、食物の世界的­な流通から、食物メジャーに踊ら­され、CMに騙された食糧の豊か­さがあるように思います。

今後、『モンサントの不自然な食­べ物』、を多くの人たちが見て、­現在進められようとしている、T­TP交渉参加についても、日本人­だけでなく、世界の食糧輸入国が­、食物の自給と除草剤に頼らない­食料生産方法の研究に力を注ぐこ­とを、世に訴えて行くことが必要­と思います。

昨夜からの家の片づけが、午前中­も続きそうです。今朝は、ウォー­キングはお休みです。   


Posted by ノグチ(noguchi) at 05:13Comments(0)意見・異見

2013年05月11日

(ご案内)第4回市民討論会・春の会「潮谷義子先生講演会」

(ご案内)第4回市民討論会・春の会「潮谷義子先生講演会」

市民講演会のご案内です。

私の議員活動の一つ、4前に始めた「宇土市民マニフェスト2010」 の活動時の2度の公開研修会、それ以前の市民講演会以来、市議になり公約として、年2回の市政報告会と、講師を招き講演と討論をする市民討論会を年2回開催することを公約にしています。

市民討論会は、今回で4回目で、講師は、前熊本県知事の潮谷義子さんを招き講演と参加者との討論会を開催します。潮谷義子さんは、昨春まで長崎国際大学学長、昨春から東京の厚生労働省系の日本社会事業大学理事長をされています。

今回は、社会福祉、特に認知症を社会問題としてとりあげ、講演をしていただきます。関心ある方は、ぜひともご参加ください。

日時 2013年5月2519時~
会場 宇土市民会館大会議室
(1部)講演会(約60分)
   講師 潮谷義子(前熊本県知事)
   「認知症とともに生きる社会」
参加費 無料
(2部)討論会(30分)
   ゲスト 元松茂樹宇土市長
   参加費 無料
(3部)講師を囲む交流会(60分程度)
   場所 米屋旅館
   参加費 3000円(事前申し込み)
主催 NPO 地域政策研究会
問合せ先 熊本市東区尾ノ上1-48-6
     fax0963810384
詳しい内容は、私(野口)まで問合せください。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 14:16Comments(0)講演会、研究発表、他

2013年05月11日

(ご案内)第4回市民討論会・春の会「潮谷義子先生講演会」

(ご案内)第4回市民討論会・春の会「潮谷義子先生講演会」

市民講演会のご案内です。

私の議員活動の一つ、4前に始めた「宇土市民マニフェスト2010」 の活動時の2度の公開研修会、それ以前の市民講演会以来、市議になり公約として、年2回の市政報告会と、講師を招き講演と討論をする市民討論会を年2回開催することを公約にしています。

市民討論会は、今回で4回目で、講師は、前熊本県知事の潮谷義子さんを招き講演と参加者との討論会を開催します。潮谷義子さんは、昨春まで長崎国際大学学長、昨春から東京の厚生労働省系の日本社会事業大学理事長をされています。

今回は、社会福祉、特に認知症を社会問題としてとりあげ、講演をしていただきます。関心ある方は、ぜひともご参加ください。

日時 2013年5月2519時~
会場 宇土市民会館大会議室
(1部)講演会(約60分)
   講師 潮谷義子(前熊本県知事)
   「認知症とともに生きる社会」
参加費 無料
(2部)討論会(30分)
   ゲスト 元松茂樹宇土市長
   参加費 無料
(3部)講師を囲む交流会(60分程度)
   場所 米屋旅館
   参加費 3000円(事前申し込み)
主催 NPO 地域政策研究会
問合せ先 熊本市東区尾ノ上1-48-6
     fax0963810384
詳しい内容は、私(野口)まで問合せください。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 14:16Comments(0)講演会、研究発表、他

2013年05月11日

水俣病申請。『のぞみ』はありませんが『ひかり』はあります。

水俣病申請の対応遅滞。『のぞみ』はありませんが『ひかり』はあります。

おはようございます。3日ぶりの朝ウォーキングは、霧雨がポツリポツリでしたが元気に歩きました。

ウォーキング中に聞く、早朝ラジオで気をつけて聞くのが「今日は何の日」てす。本日は、明治にロシアのニコライ皇太子が来日中に、滋賀県大津市で暴漢に襲われたり、相撲の興業が15日間になったり、最後は明治の公害「足尾鉱毒事件」の和解がなった日と放送していました。足尾鉱毒事件とは、

(以下、転載)
足尾銅山の拡大で、足尾の山林の荒廃とともにカスリーン台風襲来時は洪水の主原因となった。 鉱毒による被害はまず、1878年と1885年に、渡良瀬川の鮎の大量死という形で現れた。(中略)

1974年5月11日、群馬県公害審査会から事件の処理を引継いだ公害等調整委員会において調停が成立し、古河鉱業は15億5000万円を支払った。これは、古河側が鉱毒事件で責任を認めて賠償金(契約書上の文言は「補償金」)を支払った最初の出来事である。
(以上、wikipediaより)

実に最初の和解まで、事件発生から約100年を要する闘争の歴史を振り返ると、似たような道を辿る水俣病認定問題で、国は裁判で厳しい認定運用の改善を迫られている。水俣病公式確認からすでに65年が過ぎた。100年公害と言われた足尾鉱毒事件と同様に解決の糸口は見えず、水俣病患者の申請者は増え続けている。何時解決するのか?

今春の判決は、国県に認定の改善を促す内容だった。棄却され続けた認定申請者に一途の望みが出てきたとも思える判決でしたが、国は先送り的な発言終始し、熊本県は国の方針に追従する発言が続いた。

一昨日、熊本の地元紙に寄せられた読者の発言は、熊本県知事の発言が県民の声を無視するような内容に対して、厳しく反対意見の内容でした。地元紙も、熊本県の対応が余りにも冷徹な感じを受けたのか、読者の広場コーナーで、この投稿をトップに扱った。

昨日の知事発言は、環境省に対して運用面で積極的に関わっていくと、発言内容が変わって来ている。知事は、何度水俣病の現状把握に、現地を何度訪れたか定かでないが、水俣病の関係者からは、胎児生患者の言葉を直接家まで来て聞く人(政治家、行政担当者)はほとんど居ない。蒲島知事も同様の批評の声が多い。これでは、認定申請者たちの望む認定審査は、何時訪れるかわからない。

政治は、社会福祉の充実が、本来の目的ではないのか。厳しい状況にある人たちに、希望を持たせる政策こそ、政治の本来の目的と思います。

冒頭の言葉、臨床心理学者の故河合隼雄氏が、人間関係の厳しい状況改善を 積極的に行うが、なかなか改善が見れない。諦めてその状況が過ぎ去るまで待つことにする。現状改善の望みはないが、関係解消後に希望を持つことで、耐えることができる場面が書かれていた。。

そんな時、新幹線駅で切符を買いに行ったら窓口の駅員が「『のぞみ』はありませんが『ひかり』ならあります」河合氏は、グッと嬉しくなり、何度もその言葉を繰り返した。そうしたら駅員が、「あっ、『こだま』が帰って来た」と。

漫談ではないですが、患者は、小さなのぞみをかけて申請をする。何度も何度も、申請をするが認定対応は、国も県も一向に変わらない。何時まで経っても同様なら、望みどころか希望も持てない。

政治は、社会福祉の充実が本来の仕事、厳しい生活に在る方々に、もっと寄り添い現状を常に確認して、的確な対応を迅速にすることが、患者に希望を持たせることにつながると思います。

足尾鉱毒事件の後処理は、現在でも続けられています。事件発生から135年目を迎える。水俣病解決も同じ時間を費やするようなら、日本人の良識が問われると思います。

熊本県は、全て方々の認定には『のぞみ』はありませんが、水俣病で病理的にも、社会的にも苦しみ続ける状況にある方々に、希望の『ひかり』を届けられる政策を早々に決断し実行(『こだま』)してほしいと願います。

土曜日、朝から長文をお読みいただき感謝致します。  


Posted by ノグチ(noguchi) at 09:27Comments(0)公害・環境問題

2013年05月10日

多国籍企業のこと、遺伝子組み換え世界シェア90%の巨大企業

知っておきたい多国籍企業のこと、遺伝子組み換え世界シェア90%の巨大グローバル企業

いよいよTPP交渉が解禁される。農業商社のグローバル企業の農産物が、障壁がなくなりどんどん入ってくると予­想されます。未来世代のために、­知っておくことはとても大事と思­います。フランスで150万人が­観賞した「モンサントの不思議な­食べもの」が、日本各地で上映が­始まっています。熊本でも、有志­が集まり来る5月30日にパレア­で開催します。健康、環境に関心­のある方は、ぜひともご鑑賞くだ­さい。
映画に先立ち、環境活動家で水俣­市久木野にある愛林館の沢畑亨館­長が、「不自然な食べもの」のテ­ーマで、講話を聴きます。たくさ­んの参加をお待ちしています。

 日  時  2013年5月3­0日18:30開始(開場18:­00)
 場  所  熊本県民交流館パ­レア・第一会議室
 観賞料  一般1,000円 ­ 高校生・大学生500円
       (託児あり、有料­) 
 主  催  平成義塾熊本
 問い合わせは、私まで、お尋ね­むださい。チケットも持っていま­す。会場で渡すこともできます。
 
映画「モンサントの不自然な食べ­もの」予告編
未来(これから)を生きるために­ 知っておきたい 多国籍企業の­こと 遺伝子組み換え世界シェア90%­の、巨大グローバル企業のドキュ­メンタリー  監督: マリー=モニク・ロバン 出演者 マリー=モニク・ロバン、ヴァン­ダナ・シヴァ 他 2008年/フランス..

http://­www.youtube.com/­watch?feature=pl­ayer_embedded&v­=PO7RmRVZs6A  


Posted by ノグチ(noguchi) at 16:41Comments(0)講演会、研究発表、他

2013年04月30日

水俣病認定基準の曖昧さと変わらぬ先送り体質の国と熊本県

水俣病認定基準の曖昧さと変わらぬ先送り体質の国と熊本県

おはようございます。朝のウォーキングに出掛けようとしたら、雨が強く降り出しました。今朝は、ウォーキングは休止です。

さて、今朝の一面記事で「水俣病」の認定基準の判決で、行政の不作為を指摘した最高裁判決を読み込みながら考えました。自治体の独自色は有るのか?

今回の最高裁判決に対する見解で、水俣病を出した2つの自治体の意見の違いが表面化した。

新潟県の泉田祐彦知事は、「認定審査を今まで通りにはできない。最高裁判決は自治体で実態に合わせて判断しろ、ということを意味する」と語り、独自の運用を検討する方針を示した。

申請の最大の人口のいる熊本県の蒲島郁夫知事は、「できることをしていきたい」と話すが、言動からは一貫して「主体は環境省」の姿勢をとっている。

二人の知事の見解の違いは、これまでの自治体の水俣病認定審査の体質にあるのではないかと思います。

新聞には、申請を4度棄却された後、逆転認定を受けた水俣市の緒方正実さんは指摘している。「認定基準を維持したいのならば、住民の健康調査を実施し水俣病の実態を明らかにした上で、根拠を示すべきだ。あいまいな解決はこれ以上許さない」と。

国、県の水俣病担当者は、数年毎に変わって行く。患者の状態は、毎年状態が重くなっていくのが、行政担当がころころ変われば、状態が分かるはずがないのではと思います。

水俣病を見続けた故原田正純医師は、若いころからずっと患者寄り添い、医学的に水俣病を検証し続けて、水俣病を社会学的にも、解決しなければならないことを、提言し続けました。その意見に、国も熊本県も、歩み寄ろうとしなかった。

それが、4度棄却され、5度目の申請で、それも裁判で、水俣病認定を受ける結果を見た。患者の数は違えど、新潟県と熊本県の解決姿勢に違いがあると感じます。

余談だが、政治学者でもある蒲島郁夫知事は、国政選挙で一票の格差是正の「0増5減」についての熊本県県央の宇城地域の反対意見にして、政府の提案に追随する態度だった。

「水俣病」の被害拡大に、地元自治体の政治家たちが、深く絡んで来た歴史を、熊本県の田中正造研究会で学んで来た。「命の序列」を指摘する、熊本大学の小松裕教授は、明治の公害「足尾鉱毒事件の反省が、水俣病にまったく活かされていない」と指摘する。

環境省も熊本県も、判決を読み替えて、認定基準の運用見直しを、先送りしているようにしか見えない。水俣病の解決に、国民が関心を持ち、苦しむ方々の境地を察しして、熊本県、国に対して、早期救済の要求を後押しする意見を出し続けることが必要と思います。
  


Posted by ノグチ(noguchi) at 05:48Comments(0)公害・環境問題